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分譲マンションにおけるペット飼育禁止。

 

分譲マンションの管理規約にペット飼育禁止条項が含まれていることは多いと思います。

条項に反して犬を飼っていた居住者についての裁判例です。

 

【東京地方裁判所 平成14年11月11日判決】

【事案の概要】

・分譲マンションの管理規約において,「他の居住者に危険・傷害および迷惑を及ぼすおそれのある…動物の飼育をしてはならない」と定められていました。

・居住者は,入居当初からパピヨン犬を飼育していました。

・マンション管理組合の理事長が居住者に対して,犬の飼育禁止と裁判のためにかかった弁護士費用の支払いを求めて裁判を行いました。

 

【裁判所の判断】

居住者は,ペット飼育を禁止する条項は公序良俗に反する無効な規定だと主張しましたが,

次のように判断して退けました。

一棟の建物に多数の区分所有者等が近接して居住する形態の区分所有建物において,

その共同の利益を確保すべく,各区分所有者が建物を使用するにあたっての一定の制約の受けることは,

その性質上不可避かつ必要なことであり,特に,「他の居住者に迷惑を及ぼす恐れのある動物」との限定を付し,

…管理規約によってその飼育を禁止することは,区分所有法の許容するところである。

 

【結論】

裁判所は居住者に対し,建物内における犬の飼育の禁止と,

弁護士費用として40万円の支払いを命じました。

 

現在では分譲マンションの管理規約において一定のペットの飼育が許容されているケースも多いと思いますが,

規約に反してペットを飼育した場合には長年飼っていたとしても認められないという結論になることが多いです。

ペットを飼育する際には,管理規約の確認をするよう注意して下さい。

2017年07月27日(木)

 

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